実績(10) 台湾で「美・韓・日/三国特許セミナー」
平成17年の7月の下旬に、台湾の工業技術院において、表題のようなセミナーが開催されました。
このセミナーはYAで企画し、台湾の特許事務所へ提案して実施されたものでした。その経過などをご報告します。(美国は米国)
スタート
YAは世界30カ国以上の特許事務所との付き合いがありますが、今回は台湾の特許事務所へ、セミナーの企画を提案してみました。
「台湾で外国特許法のセミナーを開催しませんか?」「米国、韓国、日本の弁護士、弁理士は弊所で手配します。」という企画です。
先方の事務所は、台湾の工業技術院などの大組織をクライアントに持っている華聯智彗財産権事務所でした。
その事務所の所長の陳端田専利代理人(弁理士)の活躍によって、工業技術院だけではなく、多くの企業や特許事務所が工業技術院の会場に集まりました。
講師は
幣所では企画だけではなく、下記のように海外からの講師の招請を引き受けました。
その結果、講師陣は次のようになりました。
- 米国
- 米国弁護士 トレーシー・ハイムス
米国弁護士 ルイス・ハイムス - 韓国
- 韓国弁理士 許 容録
米国弁護士 申 勝兆 - 日本
- 日本弁理士 山口 朔生
米国弁護士 柴田 研一

セミナーのポイント
このセミナーでは美国(アメリカ)、韓国、日本、三カ国の弁護士、弁理士が集まって、各国の特許制度の特徴を説明するというものでした。
参加者は、一度に三カ国の特許制度の特徴や相違点を比較し、直接に質問もできるという点が特徴でした。
台南と台中の二ヶ所の会場ともたくさんの人が集まり、すべて英語でのセミナーであるにもかかわらず、熱心に最後まで聴いてくれました。
まったく寝ている人がいないという情景は、日本でたびたび講師をしているわれわれにとっては意外なことでした。
日本はもっと真剣に競争しなければ・・・と感じた次第です。